あけましておめでとうございます!2016年。
新年といえば、新しい目標。
わたしはここ数年明確な目標は立てないようにしていて、理由は、節目に新しく立てる目標を達成できたためしがないから。
いつも新年の目標には、「よし!がんばろう!」がセットになっていて、今思うと、がんばらないと(気合を入れないと)達成できない目標を掲げていたんだと思う。
だけど気合でなんとかなると思っていたので、やり始めたはいいもののいつも継続せずに終わってしまって、本当にわたしって何も続かないなあ…と自分を責めたり。
本当にやりたいことや達成したいことがあると、人は「がんばろう!」と気合を入れなくてもやってしまうものだと気付いてからは、節目に立てる気合の入った目標の意味のなさを感じ、目標を立てることもなくなりました。
そんな感じで今年も何にも目標を立てていないんですが、最近読んだ本に目標についてのおもしろいことが書いてありました。
cakesでちょくちょく読んでいたんだけど、改めて買って読んでみたらすごくおもしろくて。
「嫌われる勇気」を思い出させるような、「ごく普通の青年」と成功を収めた「紳士」との対話形式で話が進んでいって、青年と共に自分も成長していくみたいな感じで、おもしろくてサクサク読めました。
この本のいいところは、ありがちな成功法則を伝授するのではなく、これからの世界はどうなっていくのか、わたしたちの社会はどう変化するのか。そしてその変化に、わたしたちはどう対応していけばいいのか。それらがわかりやすく書かれいるところ。
わたしは世界を飛び回って生きていきたいので、「今後世界がどうなっていくのか」は、ものすごく興味のある分野だけど、難しい専門書とかって読む気にならない。専門書じゃなくても、小難しい本って眠くなっちゃうし…。
だけどこの本はわたしでも理解できたくらい、難しいことがわかりやすくかみくだいて書かれています。
たくさん紹介したい部分はあるけれど、今日は「目標」について共感した部分をちょっと紹介。
あらゆる人間のすべての意志は薄弱だ。意思やモチベーションは誰にとっても、成功とはまったく関係がない。ゼロだ。つまり、”やる気”なんてなんの意味もなさない。
成功する人はまず始めたりしない。モチベーションなんて信じない。ほとんどの人は思い立ったら吉日とばかりに、まず始めようとする。それが間違っている。そうではなくて、継続する”仕組み”を先に考えるんだ。
その"仕組み"とは、計画(Plan)、実行(Do)、そして結果をフィードバックしていく(See)、この3つを機能させること。
わたしは計画が苦手なので、「げー計画かあ。Doなら得意なんだけどなあ…」と思ったけど、
なんでもプロジェクトとして考えると面白くなるぞ。何より主体的に取り組むようになる。人生に小さなプロジェクトを、ひっそりこっそりとたくさん作ってごらんなさい。なんでもいい。モテるようになること、弁護士や医者になること。
多くの人が無理だと思う。だが、成功者たちは皆、『計画・実行・修正』というとてもシンプルな学びのプロセスを継続し続けただけだ。少しずつ少しずつだ。
っていう部分を読んで、プロジェクト、楽しそうじゃん!ってなりました。
本当に単純だから、速攻でプロジェクトをつくったんですが、それが「英語を話せるようになるプロジェクト」と、「ブログを毎日書くプロジェクト」。
何事もそうですが、楽しくないことは絶対に続かないので、英語学習は大好きな映画、『「プラダを着た悪魔」のセリフを完コピして英語が話せるようになるのか?』っていう実験的なプロジェクトに。
ひたすら訳す⇒ひたすら覚える⇒実践
っていう感じ。あんまり計画になってないけれど…。まあいいや。
ブログ更新は、『毎朝4時半に起きて、仕事前に書く時間をつくる。そのために、夜は早く寝る』というブログを書くための仕組みをつくりました。これでいいのかはよくわからないけれど、今のところできそうな気がしています。
まとめると、
計画(Plan)、実行(Do)、そして結果をフィードバックしていく(See)、この3つを機能させる仕組みをつくること。
そして達成したいことを「プロジェクト」にして楽しみながらやること。
これが目標を達成するために必要なこと。
新年の目標立ての参考に、少しでもなれば。
わたしの英語プロジェクトはコチラ⇒英語を話せるようになろうプロジェクト
▲この本はほんっとおすすめなので、また他にも書きます。嫌われる勇気ほど話題になってないのが不思議…。
また明日ー。
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